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働き方改革、消費増税、最低賃金引き上げ……中間決算を前に納税資金の管理に苦慮していた取締役会は、今年の健康診断予算を大幅に削減し、男女ともに昨年よりも狭い会場で開催することを決定した。会社側の反発は当然予想されるため、大型の台風が上陸する日、つまり会場から逃げられない日を日程として選んだようだった。おそらく、会社のスケジュールに従わない従業員を整理する目的もあるのだろう。むしろ、それが真の目的なのかもしれない。ともかく、気象庁が外出自粛を呼びかける警報を出したある朝、女性従業員たちが粗末な保健センターに集められた……携帯電話の台風警報が鳴り響く会場で、乳がん検診を行う男性医師の手によって、恥ずかしい赤い胸が揉みしだかれている。